将棋・第60期王位戦、豊島将之王位VS木村一基九段。熱戦を期待!

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2019年7月から第60期王位戦が始まりますね。豊島王位への挑戦者は木村一基九段に決まりました。挑戦者決定戦では、羽生九段を破っての挑戦権獲得となりました。

一度『羽生さんの最多勝利なるか?』を阻止したのが木村九段であり、そのときも木村九段のことが話題になりましたね。

今回の王位戦の挑戦者決定戦で木村九段が羽生九段に勝利したとき、報道関係は『羽生九段、タイトル挑戦ならず』『羽生九段、タイトル100期は次の機会に』などのように、羽生九段が勝ってほしかったような見出しが多かった気がしています。まぁ、空前絶後のタイトル獲得100期となるかどうかというところですからね。仕方ないと言えば仕方ないですが…^_^;

王位戦と言えば、将棋8大タイトルのなかでも序列4位、竜王戦・名人戦と同じく二日制のタイトル戦でもあり長丁場の棋戦であります。

そのような棋戦にベテランの木村九段がどう挑むのか?豊島王位がどう迎え撃つのか?

一将棋ファンとしての思いの丈を述べていきたいと思います。

最年長初タイトル獲得なるか?

世間的には羽生九段を応援する機運があったようですが、私個人としては『千駄ヶ谷の受け師』の異名を持つ木村九段を応援していました。ですので、木村九段のタイトル挑戦は非常に嬉しく思ってます(^^♪

やっぱり、木村九段は人柄が最高なんですよね。『将棋の強いおじさん』『解説名人』などの異名も持ち(本人は持っている気はないかもしれませんが)、将棋ファンから絶大な人気を誇っています。話の切れがあり、愛嬌もあって、解説なんかは『いつまでも聞いていたい!』と思わせてくれます。

木村九段ですが、A級在位していたこともあるし、来期からA級復帰を果たしました。45歳でA級復帰という離れ業をやってのけた実力者です。間違いなく一流棋士と言っていいでしょう。

そのような実力者である木村九段でも未だにタイトルを獲得できていません。今回が7回目の挑戦となりますが、是非タイトルを獲得して欲しいと思います!(木村王位、いい響きではありませんか!)

豊島王位が防衛し『豊島時代』がくるか?

木村九段を迎え撃つは、現在将棋界最強であろう豊島王位です。現時点、棋聖戦が行われており、渡辺二冠の挑戦を受けているところです(こちらも現時点の最強決定戦と言っても過言ではないですね)。初戦は豊島棋聖が勝ちました。今後の展開も楽しみです。

とは言え、佐藤前名人を4連勝で破り名人を獲得した豊島王位です。波に乗ってますよね。『序盤・中盤・終盤隙がなく』の異名通りです。ここでも木村九段を一蹴すれば、まさしく『豊島時代の訪れか?』と感じてしまいます(そのうち永世称号も獲得しそうな気もします)。

実力というか地力を比べると、やはり豊島王位に分がある気がしています。しかし、一手で状況がひっくり返ってしまうのが将棋です。どちらが勝つにせよ、内容の濃い将棋を期待したいです。

まとめ

何というか、豊島王位しかり木村九段しかりプロ棋士には『いい人』が多いんですよね。なので『どちらも応援したい!』『どちらも勝ってほしい!』という不思議な感覚になります(将棋ファンの方なら一度はあると思うのですが)。

王位戦は二日制だし、ニコニコ動画やabemaTVで無料放送をするそうです。長時間かつリアルタイムで楽しみたいですね。

戦ってる両者は大変でしょうが、できれば最終戦までもつれて欲しいと思っています(それだけたくさんの対局が見れますから)。前回の王位戦(菅井・豊島戦)のときのように、一進一退だと尚良しですね!。

何というか、どちらが勝つにせよ、豊島王位にも木村九段にも悔いのない将棋を指してもらいたい一心です。

最後までご覧頂きありがとうございました!

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