名人への挑戦者は早々と渡辺明3冠に決まりました。以外ですが、今回が名人初挑戦となる模様。
また、永瀬叡王への『挑戦者決定戦3番勝負』へ進出したのは豊島竜王名人と渡辺3冠です。
現在の将棋界の二強の対局がたくさん堪能できますね。
叡王戦決勝トーナメント、二強が順当に勝利
叡王戦といえば『波乱』というイメージが強いのですが、今回は豊島竜王名人と渡辺3冠の二強が順当に勝利しました。
やはりこの2人の強さは頭一つ抜けている感じがします。崩れることがない感じです。豊島竜王名人は、代名詞(?)でもある『序盤中盤終盤に隙が無い』という言葉通りの強さを発揮しています。
渡辺3冠は、なんというか『安定感がある』という感じですね。じわりじわりと相手を追い詰めていき、最終的には勝利してしまいます。負ける感じがしません。
そんな二人の複数番勝負、どんな勝負になるのでしょうかね。おそらく相掛かりが本命だと思われますが、ここ最近『終わったはず』の矢倉が復活してきたりしており、戦型が読めません(笑)。
合わせて十番勝負になるか?
名人戦は七番勝負。叡王戦挑戦者決定戦は三番勝負。両方とも最終戦までもつれれば、計十番勝負となりますね。
木村王位と豊島竜王名人の『王位戦・竜王戦挑戦者決定戦』の十番勝負を思い出します。
このときは結局五勝五敗の五分の成績でした。見ている側からしたら、両方とも最終戦までもつれてたくさんの名局が見れてとても満足でした(やってる方は大変でしょうが…)。
しかし、両者とも最高位である『名人戦』に注力したいという思いがあるかもしれません。
叡王戦の挑戦者決定戦は2/6から始まりますが、叡王戦のタイトル戦は3月から開始されます。叡王戦は7番勝負の長丁場です。
で、名人戦も4月から開始で七番勝負です。ちょうど時期が被るんですよね^_^;
この辺りが影響することはないとは思いますが…どうでしょう?。しかし、強い棋士の宿命なのでしょうが、二人とも忙しすぎですね。それでも将棋が崩れないのだからさすがです。
最後に
今回は『豊島竜王名人VS渡辺3冠、名人戦と叡王挑戦者決定戦で激突!』ということで記事を作成しました。
名実ともに現在将棋界の二強の激突です。とても楽しみです。叡王戦では勝者が永瀬叡王と対局するわけですが、こちらも楽しみですね。永瀬叡王のことですから、タイトル戦でも『千日手』が起こるかもしれません(それはそれで楽しみですが)。
何にせよ、いい将棋を期待したいです!
最後までご覧いただきありがとうございました!