こんにちは、sivaです。
10月に入ったのに、真夏日ばかり続いていて10月という気がしません(^^;。皆さんいかがお過ごしでしょうか?
さて、2019年の10月11日(金)からいよいよ『第32期竜王戦7番勝負』が始まります!。
将棋界でのタイトルでも別格とされるタイトルのひとつです。長丁場の戦いを心行くまで頼みしたいと思います。
広瀬竜王が先輩の貫禄を見せるか?
広瀬竜王は、竜王のタイトルを獲得してからめっきり対局が減ったと思います。まぁ、『竜王』なので色々と予選の免除とかされますから仕方がないですが。
ですが、対局は減ってもその存在感は確かです。さすが竜王です。その年度に活躍した棋士たちで行われる『将棋日本シリーズ』では、久保九段、深浦九段を破り決勝戦に進出しています。
藤井聡太七段も参戦している『王将戦挑戦者決定リーグ』では、糸谷八段、そして豊島名人を破り2勝負けなしです。現在リーグ戦トップを走っています。
A級順位戦でも2連勝しており、トップ棋士相手には負けがありません。心身ともに充実している広瀬竜王です。初防衛なるでしょうか?
将棋界は『タイトルを防衛して一人前』と言われる厳しい世界です。特に最近は初防衛に失敗している棋士が多い気がします。高見前叡王、斎藤慎太郎前王座、中村大地七段、菅井達也七段と実力者たちでも初防衛に失敗しています。
そして、豊島名人もつい最近まで『豊島3冠』だったのですが、棋聖・王位の初防衛に失敗し、タイトルは名人だけとなっています。
広瀬竜王、難しいと言われる初防衛なるか?
豊島名人が『竜王名人』となるか?
竜王と並び、別格扱いのタイトルが言うまでもなく『名人』です。その豊島名人が竜王への挑戦者となりました。これによって、『竜王VS名人』という頂上決戦が実現となりました。この『竜王VS名人』という言葉の響きだけでワクワクしてしまいます(^^)。
もし豊島名人が勝利すれば『豊島竜王名人』となります。別格のタイトルを両方とも保持することになります。
この竜王と名人を同時に獲得して棋士は、過去3人しかいません。
その3人とは『谷川浩司九段、羽生善治九段、森内俊之九段』の3人です。3人とも永世名人の資格を獲得している超一流の棋士たちです。さすがの顔ぶれですね。
豊島名人が史上4人目の竜王名人なるか?。但し、ここ最近の豊島名人はちょっと調子を落としている感があります。木村九段に王位を奪われ、先ほど記述しましたが王将戦挑戦者決定リーグ戦でも広瀬竜王に敗れています。
『寒い時期だと、調子が出ない』と言われることがある豊島名人ですが、今年もそのジンクスが出るのか?
最後に
今回は『2019竜王戦いよいよ開幕!広瀬竜王VS豊島名人、勝負の行方は?』ということで記事を作成しました。
ちょっと前まで、タイトル戦は一方的な戦いが多かった気がしています。ですが、ついこの間の王位戦のように最終戦まで縺れる熱い戦いが見たいですね。
広瀬竜王は、ここ最近ずっと居飛車で戦われています。ですが、個人的には『振り穴王子』と呼ばれるほどであった広瀬竜王の『振り飛車穴熊』がたまには見たいです。
何にせよ、お互い全力を出し切って欲しいです!
最後までご覧いただきありがとうございました!