先月の参議院選挙で『NHKから国民を守る党』(以下、N国党と記載)の知名度が挙がったと感じています。正直、自分も今回の選挙までN国党の存在自体を知りませんでした。
そのN国党の立花代表が何かと世間を騒がせているようですね。
国会議員が受信料を支払わないなら、大阪市も支払わない
N国党が議席を獲得したことに始まっていますが、この論争の発端は大阪市長の発言ではないでしょうか。以下リンクを参照願います。
https://www.sankei.com/west/news/190730/wst1907300031-n1.html
大阪市長は『NHKが国会議員の受信料不払いを認めるなら、大阪市も受信料を支払わない』と発言しています。
理由としては『法律を作る側の人間受信料不払いに何らお咎めがなかったら、一般の人々はバカらしくて払ってられない』と言っています。
これは真っ当な意見だと考えます。一般の人々の模範とならねばならない国会議員が堂々と法律を破り、それにお咎めがないとしたら『法律って何なの?』となってしまいます。法治国家としての根幹が揺らいでしまいます。そういう意味では『日本大丈夫か?』とちょっと心配になってしまいます(^^;
それにしても、N国党が議席を獲得するとは…。選挙とは恐ろしいものです。
大阪府も払わない
大阪市長の発言に便乗というわけではないでしょうが、今度は大阪府の知事が大阪市長と同様の発言をした模様。以下リンクを参照願います。
https://www.sankei.com/west/news/190731/wst1907310028-n1.html
内容は大阪市長とほぼ同じ内容です。
こうなってくると、第3・第4の『NHKに受信料払わない!』という市や町が出てきそうです。
一般の人々でも『NHKは見ないのだから、受信料は支払いたくない!』という考えの方は多いと思われます。そういった民意(?)もあるでしょうから、今後も世の中の関心を集め続けるでしょう。
大阪市長および大阪府知事が『NHKを見たい人だけ見れるよう、地上波のスクランブル化を行うべき』と言及しています。
今更と言えば今更ですが、ずっと言われ続けてきたことのような気がします。なぜスクランブル化しないのでしょうかね(噂で聞いた程度ですが、技術的には難しくないそうです)。
スクランブル化すると『損をする(と考えている)』人が多いのかな?
最後に
問題が大きくなるばなるほど、NHKとしてもスクランブル化を本気で検討しないといけないと感じるでしょう(というか、是非行って欲しいものです)。
N国党代表は、この問題に関しては折れる気がないでしょうから、すぐさまNHKと和解とは行かないでしょう。
そういった状態が続くと、市や府といったレベルでなく一般市民も『じゃあオレも支払わない!』という人が出てくるでしょう。絶対に出てきます。
その後、どういった結論を見せるのか注目していきたいです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!