今回はPS1のエミュレーターとして超有名な『ePSXe』でのチートコードの使い方を自分用の備忘録として残しておきます。
使い方ですが、ゲームは『ドラゴンクエスト7』を使って説明します。キャラの職業を変えてみます。ご了承願います。
(↓せっかく職業一覧を作ってみたので…これにちなんでやりたい)
使い方
チートコード用のファイルを準備する
ePSXeをダウンロードして解凍すると、以下の図のようなフォルダ構成になっています。
ここにある『cheats』フォルダにチートコード用のファイルを保存することになります。
(フォルダやファイルに何やらチェックが入っていますが、クラウドと同期させているからです。無視してください。『同期?』と気になった方は以下の記事を参照して頂けると幸いです)
cheatsフォルダを開くと『erase.me』というファイルがあります。その名の通りで、削除してもらって構いません。
ちなみに、他のフォルダにerase.meと似たような感じで『delete.me/punch.me/kill.me/remove.me』というファイルが存在しています。こいつらも削除して問題ありません。残しておいても問題ありませんけど。
チートコード用のファイルですが『テキス形式』のファイルを作成します。そのファイルですが、ファイル名を『ゲームの型番』にする必要があります。
ゲームの型番の調べ方を説明します。まずはゲームを起動します(今回はドラゴンクエスト7です)。で、ゲームをステートセーブします。
起動⇒状態の保存からできます。保存するスロット、ゲームの進行度合いなどはどこでも構いません。
ステートセーブされたデータは、デフォルトだと『sstates』に保存されます。保存されたデータの名前がゲームの型番となります(スロットの連番は除く)。
今回の場合だと『SLPM_865.00』がゲームの型番となります。
というわけで、cheatsフォルダに『SLPM_865.00』という名前のテキストファイルを作成します。
チートコードを入力・適用
次に、チートコードを入力していきましょう。
今回は主人公とキーファの職業を変えたいと思います。主人公をプラチナキングに、キーファを勇者にします。コードは冒頭の記事参照です。
具体的には、以下のように入力します。
コードの上に『#』をつけて説明文を記入しています。頭に#をつけることで、コードと認識させないようにできるみたいです。自分が区別できる名前にすればよいでしょう。
今回の例はチートコードが一行ですが、複数行あるようなものは、そのまま複数行を入力してください。
これでチートコードの入力は終了です。保存して閉じましょう。
それでは、実際にコードを適用していきましょう。先ほどのテキストファイルを保存して閉じていることを確認してから、ゲームを起動します。
コードを適用する前の主人公の職業です。初期段階の『りょうしのむすこ』 になっています。
キーファは『しろのおうじ』ですね。
ここで、一旦ゲームを中断します。オプション⇒チートコードをクリックします。
すると、以下の図のような画面になります。テキストファイルと記入したチートコードが正しければこのように認識されます。
コードの説明の前にある0と1は、テキストファイルに記入した順番で自動的に割り振られるようです。また、ここで表示されているコードの説明(syujinkou-syokugyouのこと)ですが、日本語入力をしていると文字化けしてしまいました。理由は分かりませんが。半角英数文字が無難だと思います。
あとは有効にしたいコードを選んで赤枠部の『ON』をクリックします。今回は二つともONにします。
ONにするとコードが『実行中のコード』に移動しました。後はOKを押すだけです。
それではゲームに戻って、キャラの職業を見てみましょう。
まずは主人公ですが…いきなりプラチナキングになっています(^^♪
続いてキーファです。こちらも勇者になっています。本来だとキーファは職業が変えられませんが、チートを使えばご覧の通りです。
ステータスの変化も反映されているようですね。
作業はこれで完了です。
最後に
今回は『ePSXe(PS1エミュ)でチートコードの使い方の説明』ということで記事を作成しました。
チートコードですが、たまに(?)ゲームの表示がおかしくなることがあります。例えば今回のドラゴンクエスト7だと、マリベルの職業を変えてしまうと、性別が『???』となってしまいました。まぁゲーム自体に影響ないから気にしていませんが。そういうことがあるということだけ覚えておいてください。
最後までご覧いただきありがとうございました!